【Book】こんな本を読んだ
◇
「彼女は帰星子女」(著
上野遊 イラスト
あかざ デザイン kim 電撃文庫)
(Bk1)(
Amazon)
「ねえ、宇宙に自転車って」
「ある訳なかろう」
(第二話 制服の正しい着用法)
ある日。橋だらけの町、掛橋市に住む平凡な高校生望は学校の帰りがけに一人の少女とぶつかった。
そして次の日、異星人「トリオン」との交流が発表され、彼女―トリオンと地球人ハーフ、福山絹―は望の家にやってきた。
ファーストコンタクトを巡る駆け引きに巻き込まれ、やむなく絹との同居を始める事になった望だが…。
意外な当たり。派手さはないけど、切り捨てが新人離れして巧いなぁ。
いやね、ド直球と言うか捻りはないよ。はっきりいっちゃってもうなにからなにまでそのまんま。基本的な配役は主役にヒロインにサブヒロインの幼なじみ、悪友と「女の子の友達」という超鉄板で、そこから読める話の通りに始まって進んで終わる。
つまるところは単に美少女の転校生がやってきて主人公の男の子が同居するはめになってなんだかんだいって馴染んでいく話で、本来であれば彼女が帰星子女である必然性はまったくないし、もちろん話の基本的なラインに彼女が帰星子女である余地はまったくないね。
それどころか、彼女が帰星子女という要素は下手をすればバランスを崩しかねない要素なわけで。
単純に異星人との交流といっても文化やメンタリティの違いから始まって異星由来の細菌に至るまで様々な問題がある。特に、現代社会が異性人と交流した場合は国際情勢も絡んでくるからややこしい。
こんなものを何も考えずにいれたら簡単に物語はとっちらかって収拾がつかなくなるだろう。でもそういった部分を、たまたま巻き込まれるはめになった田舎の高校生に視点を据える事で巧いことコントロールしつつ美味しい部分だけを取り込んでいる。
簡単に言うとごく普通のボーイミーツガールズであると同時に、少年の目から見たセカンドコンタクトテーマでもあるお話。
だから分類するとしたらバトル・オブ・CAの同類かな?
問題は二巻目以降。 このぶれのなさからすれば大丈夫だとは思うんだけど、ここから一歩話を広げていくのは大変そうだ(^^;
■ イラスト デザイン
古典的なデザインのUFOを多用した口絵と目次のデザインはちょっとポップすぎるような気もするけど、悪くはないね。
イラストは…うーみゅ、絵柄が微妙にみさくらなんこつ(苦笑)
こういう言い方はしたくないけど、本当に丁寧な仕事をしようとするとイラストレーターは確かに足りないのかも。
ギャルゲの原画の人だそうだけど、はっきり言っちゃうとけしてレベルが高いわけではない。特に表情が硬いっちゅーか、パターンで書いているタイプ。全体的にシャープさに欠ける上に背景苦手(口絵カラー裏が典型)なので、その辺ごまかしが効かないし。
イラストレーターの仕事にもなれていないらしく、問い詰めだとかキャラ紹介だとかとにかく原画のノウハウが通用するようなシーン、構図ばかり。特に主人公の顔だけ綺麗に抜けている所なんかもろそのまんま(^^;
ただキャリアの分知名度のプラスは期待できるし、基本的なデッサン力もある。その上様々な「出っ張り」を結ぶと三角形が描ける安定感のある三角形構図なんで物語本体との相性もいい。
だから全体としては最善どころか次善ですらないけど、三善くらいの選択は間違いなくできてるってわけで…それはつまり、ねえ。
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【Book】こんな本を読んだ◇
「あそびにいくヨ!7 とってもあついのキャーティアシップ」(著
神野オキナ イラスト
放電映像 編集 大喜戸千文 デザイン 伸童舎 メディアファクトリー)
(Bk1)(
Amazon)
「やだやだやだだ! あたしったらやだ!」
(三人揃って呼ばれていた より)
とんでもない「贈り物」を地球が受け取った年の瀬も過ぎての創立記念日。
軌道エレベータを巡る地上の駆け引きの一方で、騎央、エリス、アオイに掛かった母船への呼び出し。表向きは色々とあれど、実はそれはクーネ艦長のちょっかいで…。
うーん、戦闘機くっつけた潜水艦というとGGGのディビジョン艦しかうかばない…。
やはりそうきてお茶となればアールグレイですな。なら今度は地球産のコーヒー豆をエネルギー化して風味豊かに保存してくださいな。副長のアイデアで。
んで、こういう展開でこういうキャーティア式挨拶だとすると、次回か最終回は軌道エレベーターで次元兵器がチクタクバンバンというお話かな?
ということでいろいろさぁびす第七弾。ただし、表向き。
そこらを引っ剥がすと結構変わってきているというかこなれてきているなー、というのが第一印象。
これまでともすると顔を出していた悪い意味でのアマチュアリズム、アクの強すぎる部分をたれながしにするクセを抑えながらも趣味を表に出せてる。
これまでの小ネタは要するに書きたいことが暴走しないためのストッパーでしかなかったんだけど、そうじゃなくて本当に趣味をストーリーの芯に据えつつ、話の手綱を手放していないんだよなー。
だってさ、男の子が宇宙人の女の子と仲良くなって母船に案内されて「驚異の光景」を目の当たりにしてついでにピンチを救っちゃう、なんてのはSF好きならまず一度は考える話だぜ?
こんな極上の匂いぷんぷんさせているネタを目の前にして完璧にプロの仕事ができているなんて…。
ただ、この人の事だからまだ様子みないとあかんけど。でもこのまま続いてくれたらイイナ。
アクションシーンの箇条書きが治っているのも注目。これも癖が治ったのがそれとも単に響鬼の戦闘シーンのリズムがあっていたのかは解らないけど(^^;
話としては、やはり全体の構造がぶれがなくて綺麗。
期待と不安、反発と融和、地上と宇宙、政治と日乗。これが視点が変わる度に響きあうように移っていく。それも、繋がるべきところは繋いで切るべき所は切り、重ねるべき所を重ねて。これが本当にいい流れを作ってる。
そして何よりこれまでの蓄積がの生かし方が巧い。ベタでメタな「キャーティアの言語は日本語」だとか、アシストロイドに関する様々な設定。アシストロイド達のちょっおかしくて可愛らしい姿はこれまでも散々描かれて来たんで、それが驚異の場所に対する一種の緩衝材として効いている。それと「焼肉」ね。
つまりさ、本当にもうアシストロイドがよく動いているんだわ。うん、たしかに「ちきききん」って感じだよね。
これが神野のヒビキ? だといいんだけど。
あー、それと。「こういうサイト」なんで「あのネタ」にもいちおーコメント。
お好きですねー、とか。
どっちかというと、妹に追い抜かされちゃってるおねーちゃんな真奈美に萌え。
■ イラスト・デザイン
おお、膝枕の達人への道への貴重な一歩。
じゃなくて。
一皮向けたかな? へんに薄墨に頼っていて、しかも構図が単調なモノクロイラストから進んで、色々な構図が描けるようになっている。純粋に発注された価値そのままだと単調になる弱点にはやっぱり自分でも気がついているのか、縦横にくるくると回しているんだけど、これがいい効果を上げていますな。
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【text】あれこれ弄ってみたら…◇
書籍部の方は強化して二週間ちょい。アクセスログを見る限りではわりと好感触のようで、ありがたい限り。
ただ、問題点としてはやはり売上に結びついてないかな? というところ。このあたりはやはりXSLだけの限界というのと、購入ボタンをつけていないのの二点。ただ、これはAmazon側の解説を読むとどうも通常提供されている購入ボタンはマーケットプレイスの方に対応していないらしいというのがあって、その対応が厄介なんだよねー。 こっちもまだあれこれ弄らんと
それにもう一つ、実際は検索強化だけを想定していたのだけど、実は作者やレーベルの紹介にも使えるというメリットがあったな、みたいな。まあ、単純な紹介だけなら大きい画面の方を弄りなおせばいいだけなのだけど、私的にカスタムしたMy
乙姫ライブリンクみたいな使い方もできちゃうあたりがちと厄介。
コイツはその性格上、どうしてもAmazonにリクエスト飛ばしまくりになるのでブラウザの動作や回線状況によっては1秒に一回という制限に引っかかる。なので、対策としてCGIでキャッシュしてIMGタグで引き出した方がよさげかな。
まあ、xsltでjson吐かせる小技と組み合わせればそれほど厄介でも無さそうだけど…それかNuSOAP? 牛刀な気もする(^^;
んでもう一つ。実はこっそりとRSSを強化していたりする。更新PINGツールも自作したのでどういう反応があるかなー、とか思ってたのだけど。
ねえ? BLOG検索サイトって本当に使ってる人いるの?
わらわらとクローラーがタカって来ている割にはずうぇんぜんリファラに反応ありまっせん。そこから来ている人、皆無でする。代わりにグーグルとヤフーは楽しいことになっているけど(苦笑)。
まあ、gooのブログ検索は一部しか見ないみたいだし、ライブドアの未来検索に至っては登録制とかいうBLOG検索のメリットをあさっての方向に全力で投げ捨てた代物になっているのでもはやどうでもいいんだが。つーか、更新PINGというインデックス数を稼ぐのに絶好の仕組みをアタマから無視するってさ、なんか宗教的な理由でもある以外の説明が思いつかん。他のところは一斉に反応しとるちゅーのに。
こっちはとりあえずしばらくは当たり強そうなキーワードをちりばめて当たりを見てみっか。
んで、も一つ気がついたこと。はてなRSSってキーワードリンクつきなんだね。まあそれはいいんだけど、それするくらいならキーワード側でも記事側に逆リンクしとくべきなんじゃないですかね。
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