「続・みくみくにしてあげるがJASRAC入りした件について」で、「ドワンゴが職人にそっぽ向かれるようなことをするとは思えない」としたのですが…書き上げた直後に、「ドワンゴがクリプトンに許諾を取らずに初音ミクの名前で登録した」というニュースが飛び込んできました。
クリプトン社のコメントはこちらの下のほうに。
知っている人も多いでしょうけど、初音ミクは使用許諾上「初音ミク」に限らず何らかのキャラクターの名前を冠して楽曲を発売する場合、別途契約が必要です。なので、「初音ミク」で登録したということはクリプトンにその辺は通っている、と考えるのが常識。
ていうかいくらなんでも企業レベルの仕事でその辺からミソつけるってありねーだろ、おい。
このレベルでまともにできていないということは、「CGMはユーザーの信頼が命」という当たり前の原則すら忘れ、何も考えずに囲い込みに走った可能性もありえます。ということで、このくだりは全面的に訂正させていただきます。残念ですが。
ただ、これは逆にニコニコ動画にクリエーターが集中することの危うさを示しているともいえるかなと。
自由な、時には著作権以外の法的にクロなものさえも存在する創造の場に見えても、それは一企業の気まぐれでどうにでもなってしまうものだということ。それをはっきり示したという点では貴重な事件だったと思います。
おそらくクリプトンがピアプロを作ったのも、そしてピアプロとのコラボレーション企画の第一弾にニコニコ動画では無いが類似した動画共有サイトを選んだのもそういうことでしょう。
「みんなでニコニコ」の「みんな」が実は「自分達」でしかない、そういう可能性は常にあるということです。
だから正直、「ニコニコすごい」って話を聞くたびに不安だったし。
ただ、もうちょっと…桁3つか4つくらいうまくやると思ってたんだけどなー。
December 19, 2007
すみません、想像以上にドワンゴがアホでした
― by 狩田英輝 @ 05:37 pm
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