周辺の地下街をふくめると、本当にやばいのは新宿。あそこはまじやバイ。冗談抜きで素人にはオススメできない。
やばいことその1 「地上」が一定しない
渋谷はどこに出ても「一階」は一階。電車から降りた時点で地上三階だろうが地下五階だろうが、「一階」にたどり着けば地上に出ることが出来る。
だけど新宿だと、丘をえぐるように作られているために一階がそのまま一階ではない。南口方面だと基本的に二階が一階になるので、それだけでも十分に位置感覚が狂う。
やばいことその2 出口は基本が地下
南側方面以外は、基本的に新宿駅から出るには地下を経由しないと出られない構造になっている。
一応、案内板をたどっていけば何とか出られるものの、人ごみが多くて見逃しやすい。そして一歩間違えたら最後、地上に出るどころか恐怖の新宿ダンジョンをさまようことになる。
やばいことその3 フロアの階数が小数点単位
普通、フロアの階数というのは整数単位。当たり前のこの常識も、新宿では通用しない。
いわゆる中二階くらいは「当たり前」。地上に出ようと階段を上ると、なぜか踊り場が広くなっていて隠しエリア同然に店やATMが設置されている、なんてのはまだ序の口。
中央東口の地下は成人男性の胸くらいまでの高さしかない階段があちこちにあって、それがやたらと細かく分かれたフロア同士を繋いでいる。しかも、道が狭いからといってそこが重要でないかというと、「そうとは限らない」。
頭がつかえそうなくらい天井が低く、人一人が通るのがやっとの細い道を通っていくと急に開ける、なんてこともあるし。
ここのやばさは、地図メーカーのアルプス社が公開している地下街マップにおいて新宿駅近辺ではなぜかここだけ掲載されていないことが如実に示している。
でも、本当に恐ろしいのはここが人でにぎわっていることなんだよなぁ…。
やばいことその4 地上も安心できない
京王と小田急の立てているデパートが入り組んでいるため、実は外から「新宿駅」として一つに見えているビル部分も、中はかーなーりダンジョン。
同じ高さのフロア間の水平移動がままならず、入る場所を間違えるとそれだけで目的の場所にたどり着くのに苦労する。
やばいことその5 つながっている
新宿の地下街は基本的につながっているので、なんてことはないフロア構成が実際に行くと「そのまま巨大な一つの迷宮として立ち上がってくる」。
つまりうっかりしたところに踏み込むと、いつまでたっても地下街の「端」にたどり着けずぐるぐるとさまようことになる。
やばいこと 最後 出口多すぎ
駅が巨大なのと私鉄各社がデパートを周囲におったてているため、新南口とか東南口とか中央東口とかよくわからない名称の出口がある。しかも、その出口ごとに街の風景ががらりと変る。
いわゆる東口方面は一般的な繁華街なのだけど、南口は郊外と都市中央部を足して二で割ったような感じ。周囲の高低差が激しいため、一歩間違えると移動がめんどい。
西口は巨大なバスターミナルが広がっていて方向によって移動が極端に制限されるし、アキバを新宿っぽくしたような西口電気街と、どう見ても70年代の特撮そのまんまな都庁周辺のいわゆる新宿副都心ではまったく光景が違い…そして何よりも恐ろしいことに、地下を通じて移動できてしまうのだ。
西口電気街は多少無理があるけど、副都心の方は「一歩間違えて入り込む」だけでOKで、しかも「いつの間にやら地上に出ることが出来る」。
なに言っているんだか(以下略)だと思うけど、ありのまま本当の話。
都庁のあたりの地上一階は高さ的には新宿駅西口の改札口がある地下一階相当なので、そのまま地下道が地上に出ているのよ。
まさに地形効果。
つまりちょっと間違えただけで目的とはまったく違った出口に出やすく、かつその後も現在位置がつかみにくい。
そう、新宿駅の呪いは駅を出てからも続くのだ…。






























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