一迅社が百合姫ノベルズの怨念を晴らさんとばかりに投入した一迅社文庫アイリスの百合枠第一弾。
マフィアを憎む警官と、マフィアに育てられた何でも屋の少女との愛と憎しみ…と、言うことになっているけど、まあ最初のうちくらいですな、それは。あとは普通にいちゃくらこいているだけ(^^;)
百合としてみた場合、基本的にヒロインのお相手がイケメンでも普通に成立する…というか、わりとその辺の少女小説にありそうな話になっているのが難点。
ほら、よくあるっしょ? 謎めいたイケメンに出会って振り回されて…みたいなの。あれの百合版ですね、はい。
まあ、元々恋愛ネタ一本どーん、というのが苦手だってのもあるんだけど。もうちょっと主菜は多い方が好み。
ガンアクションについても、さすがにボンクラ映画大好き人間が理想の脳内ボンクラ映画大・展・開というのには一歩劣るかなと。ていうか、ボンクラ映画大好き人間は主人公銃M9をあんなぞんざいな扱いはしないし、一丁だけもたせたりもしない。
べレッタは両手に持って踊るように撃つためだけに開発されています(きっぱり)。
ただ、すごく研究しているのは良くわかる。アクションシーンはジョン・ウー監督とかそのへんのスローモーション多用しまくりのアクション映画そのままなのはすごい。
全編あふれんばかりのイタリア愛が紡ぎだす、イタリアの美しい景色の描写との相性は絶妙。読み終わるとピザやパスタがむちゃくちゃ食いたくなる
惜しむらくはせっかくの玄鉄さんのイラストが5枚しかないこと。一迅社文庫アイリスは基本10枚フォーマットらしいんだけど、5枚しかないんだよなー。
ていうわけで、トータルで言うとM92つながりでメイドのロベルタつながりということで、ブラクラ読んだあとのデザートにオススメ。
July 19, 2008
BlackLagoonのデザートにオススメ「.(period)」
― by 狩田英輝 @ 10:50 pm
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