今月の新人さん。
この世界の裏側からやってくるタマシイビトに喰われる定めのイケニエビトをめぐる物語。
人を食らう超常的な存在に対して、そういった力を持たない主人公達がどう立ち向かうか、という基本的なプロットを土台に、いかにも青春モノな弱い恋愛要素を含んだバンド活動と、そしてホラーらしいエピソードが乗っかっているんだけど、並べると闇鍋な要素がけっこう綺麗にまとまってる。
本当の意味での「境界型」。
基本的なラインは一般文芸なんだけど、内容的にはきっちりライトノベル、というタイプ。
ライトノベルでバンドとか映画とか出てくるといえば解かる人も多いだろうけど結構クセの強いタイプだし、いかにも新人らしく拙いところもあるんで、人によっては好みが別れるだろうけど、個人的には「当たり」。
次も期待してます。
イラストは今更説明不要の文倉さんだし、それをきちんと生かしてます。こちらも○
September 24, 2008
「当たり」の新人さん「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート 」
― by 狩田英輝 @ 10:55 pm
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