向坂恵が「よくわからないもの」におそわれたのを助けてくれたのは、何と喋る金魚…ではなくて、地元を守る土地神様だった。
恵が通う星ノ一高校の裏側の池に住むこの土地神様、元々悪いものの寄り集まりやすいこの地を守護していたのだが、時代の流れには勝てず力の源である池も小さくされてしまい、仕方なく高校を作ってそこに集まる生徒達の精気を得ていたのだが生徒減でそれも危うくなっているという。
命を助けた代償にその解決策を求められた恵はとっさに「学校の統廃合」を提案してしまう。
それから一年、付近の三つの高校を統合した県立三ツ星学園がスタートして…
佐々原史緒さんの新シリーズ。
いつもの佐々原節…と見せかけて、いくつか新しくなってる。
3つの異文化
佐々原さんの話って、基本的には異文化コミュニケーションなんだよね。
人間の寿命を超えた長命種族と、宇宙人と、異世界人と、国も生まれも違う人と、妖怪と。
学校というのもある意味閉じた世界だから、そこにはある種の文化があるし、もちろん個人の事情というのもまた別の異文化。
そして、三ツ星生徒会ではここにさらに人ならざるものとの交流までが入ってきている。つまり、主人公は三つの異文化との間で走り回る羽目になっている。
このへん、ちょっと新しいなぁ。
ラブコメ部分が変っている
このあたりも変っている。今までだと、女の子同士の色恋沙汰なしか、さもなければボーイミーツガール走れ少年、ライバルもちょこっとでるよ! みたいなのとかしかなかったんだけど今回は主人公が中心というか受け手となった三角関係が二つ。
かなり入り組んだ人間関係が展開されそうなんだけど…ただ2巻以降の発売が未定ですか(^^;)
はあ…。
デザイン
なんかこう、妙なに佐々原さんの本らしくないなぁ、と思ったらデザインが百足屋さんだった。
これは吉となるか凶となるか、どっちでしょ?
まとめ
うまく行けば、新しい形の佐々原節がみえるかな、と思う。
このうまく行けば、に色々なものがくっついているらしいのが頭痛いところだけど































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